2012年12月19日

SOSの猿



 akkです。


 にんともかなりオカシげな話でありましたなぁ。

 なんじゃーこーりゃー、っていう。


 競作(?)の五十嵐大介氏の 『SARU』 も気になるところであります。 
 相変わらず、楽しげな事をやっておられます。むふっ

 



 以下、ネタバレあり!!!!


 

 

 

 

 

 



 うーんなんだろ、ホントに不思議だった。
 そもそもなんで孫悟空?!みたいな(笑)
 まぁそれはアレだよね、競作。




 『私の話』 と 『猿の話』 が交互に展開されるわけですが、前半の 『猿の話』 は遠藤君達に向けて話されていた、孫悟空の予知話って事だったのねぇ。
 その認識でもって、もう一度読み返したい。




 田中氏(実際は中田氏か)の隣の部屋で起こした騒ぎが、株の誤発注に繋がるというのは、いくらなんでもデキすぎだと思う。
 小説として、じゃなくて、眞人君が考えて実行したんだとしたら。
 なのでやっぱりあれは、眞人君の中に孫悟空が居たんだと私は思う。かな。
 先を見通せる力を持った孫悟空だったからこそ、あの部屋で騒ぎを起こすことを思いついたっていうか。。。


 

 



 変な話だったなぁーという印象が強すぎて、他の感想が浮かばないのですが(笑)
 何度も読み返したら、また違う味わいがありそうな気がします。
 スルメ的な・・・



 

 

 
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2012年12月03日

厭な小説


 akkです。


 読み応えがあって力のあるお話を読みたくて。
 京極さんなら読みごたえは十分、しかもこのタイトル。
 そうかそうか、厭な気分にさせてもらおうじゃないか。むふふ


 結果、えぇーと、そんな厭な気分でもありませんでした。


 思うにこれって多分、男の人が読んで厭な小説なんじゃないかなぁ。
 途中 「あ〜、厭な気分にさせようとしてるなぁ〜」 と思っちゃったら、ちょっとおかしくなっちゃった。
 あ、これヨイ意味ね。
 そういう遊びがあるのが、京極さんの良さだと思うし。
 『厭な話祭』 って感じの1冊でした。
 あーでも、各話のタイトルの字体は良かった。
 あれが一番厭だったかも。むふっ


 以下、ネタバレありかも!!!









 匂いネタが多かったね。
 何ならこすったら匂うシオリとか、付けちゃえば良かったんだよ。
 ってのは嘘ですが。

 厭な子供は厭だったけど、最後奥さんを犯しちゃうのはいただけない。
 あれで何だか一気に醒めちゃった。
 せっかく現実か幻か分からん感じだったのに、急に俗な感じに。

 厭な彼女は怖いねぇ。
 あんなのとどうやって別れればイイんだ。。。

 厭な仏壇は送り返しちゃえば、先祖もまたもとの彼のものに戻るのでは?
 でももうあの人の精神は、厭な仏壇に取り込まれちゃってるんだろうから、無駄なんだろうねぇ。 
 
 厭な老人は…あれはいったいどういう事なのだ?

 厭な家はもう危なくて住めないよなぁ。

 うむ、つらつらと書いてみたけど、やはり 『祭』 な1冊ですな。むふふ
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2012年11月12日

インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

 akkです。


 いや〜、相変わらず気持ちの悪い話を書くなぁ、コノヒトってば。うしし
 真梨さんの書く話の気持ち悪さって、出てくる人のいったい誰が本当にオカシイのか、ってのがはっきりしてないとこだと思う。
 正しいと思ってた人も実はオカシくて、オカシイと思ってた人はもっと別の人に踊らされてるだけだったり。
 相関関係つかむのが、ちょっと難しいけど。




 てなわけで、フジコ再び!!です。
 フジコ祭。






 以下、ネタバレあり!!!









 っていうかよくこの話、この時期に発刊できたなぁ。。。。
 あまりにも、尼崎のあの事件に似すぎていないか?
 家族ごと監禁、その家族同士で虐待、殺害。
 よくストップかからなかったなぁ〜。
 と思うのは、私が関西在住であの事件が割と近かったせい?





 一番不幸だったのは、村木さんでしょうか。
 完璧巻き込まれただけだよねぇ。。。




 そうか、フジコの母親は茂子だったのか。
 ってちょっと待てぃ。
 みっちゃんが彼女って事は、健太は姪っこを犯し続けてたって事?!
 あ、姪ならそんな近親相姦ではないのか?
 あれ?




 うーん、誰か 『〜衝動』 も含めて、全相関図をアップしてくれい!

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2012年10月29日

オイアウエ漂流記

 akkです。


 いやはや、さすが荻原浩さん。
 読みやすくユーモアたっぷり。
 現代の漂流記モノとして最高の1冊なんじゃないですかね。

 まー漂流記っていうジャンルでくくって読み漁った事ないけど。なはは

 
 
 

 トンガの小さな飛行機で離島に行こうとして、途中で墜落しちゃうわけですな。
 で、そこから小さな無人島に流れ着くと。

 同乗したのは単に乗り合わせただけの、初対面同士のグループで。
 それぞれのグループに、それぞれの関係性や思惑があったりするわけですが。



 厳しい無人島暮らしで、どうやってこの面々が共同生活を送るのか。

 どの人もキャラが立ってて、読んでて楽しかったです。



 こういう本読むと、自分ならどうできるかなーって考えちゃうけど。
 私役に立たなさそうだなー。

 体力ないし、アウトドアとかサバイバルの知識ないし。

 とりあえず化粧ポーチには、何やかんや入れておこうと思いました。

 
 
 
 
 
 



 以下、ネタバレあり!!!

 
 
 
 
 
 



 部長の高血圧といい、じいちゃんのボケといい、主任の近眼と言い、本当に文明のない中に放り出されたら、そういうの治っちゃうのかもね。

 あ、じーちゃんが治った(治ったっけ?)のは、周りの働きかけとか関わりによるのか。


 KY野々村氏が、以外になごみ系でした。

 やはり緊迫だけではいけないのですな。
 鷹揚に構えてる人もいないと。
 鷹揚っていうか、単に呑気っていうかボンボンっていうか。


 でもそんな彼も、次第に周りに気を遣うようになったみたいで、その辺は可愛らしくさえありました。

 
 しかしまぁしょっぱなで愉快な機長さんが死んじゃったのは、びっくりだったなぁ。
 軽いタッチだったから、そのうちひょっこり現れるんじゃないかと思ってたんだけど。。。


 柔らかな語り口に騙されるけど、けっこうシビアな事書いてあるのよね。


 カーゴ(=オアイウエ)の野生化とか。

 あれも哀しかった。
 でも忘れ形見を残していってくれたし。
 最後に名前を呼んでもらえたから、それはちょっと救い。



 上手いな~荻原さん。



 あの仔犬達も救助されたのかしらん。



 いつ救助がくるのかなーって、お話の中の人ほどの切実さはないけど、そう思ってたんですが。
 来ないよね。


 当たり前だよね、『漂流記』 なんだし。

 ホントのホントに最後の1ページ?2ページ?くらいなんだよね。
 助かって良かったよー、ホントに。
 嬉しかったっす。


 しかしまぁ、帰ってからの彼らの生活が気になりますな。
 薮内夫妻は実家で漁師やるんでしょうか。

 パラダイス社の面々は、以前のようなサラリーマンに戻っちゃうのかなぁ。
 仁太君が一番将来が楽しみですな。
 ところで 『オイアウエ』  って感嘆詞にしちゃ長いよねぇ。
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2012年10月17日

戸村飯店 青春100連発

 akkです。


 これイイ〜〜〜〜!

 めっちゃ良かった!!

 さすが瀬尾まいこ氏!!!



 まさしく青春100連発って感じ。
 もちろんエピソードは100個もないんですが、ある事全部青春やなぁというのを関西的に言うと 『100連発』 なんだな。ふふ




 舞台は大阪の下町の中華料理屋。
 そこの兄弟、ヘイスケとコウスケのそれぞれの1人称で、交互に物語は進みます。
 この兄弟、タイプは違うけど根っこは同じっていうか、すんごいエエヤツなんですわ。

 それに出てくる人も、大阪人だけじゃなくて関東人だってエエヤツやんか。
 なんかもう、ニヤニヤしちゃいます。

 古嶋君の子供みたいにまっすぐな友情とか。
 北島君の穏やかな健やかさ(大阪にだってこういう奴おるんやぞ、みたいな)とか。
 みんな愛おしいヨ。




 ところであの大阪の下町感は、住んだ事ある人間にしか書けなさそうですよ。むふふ





 以下、ネタバレあり!!!



 
 何となく馴染めてない気がして、居場所がないっていうか居づらいような、あのコテコテの大阪の下町を飛び出したヘイスケだけど。
 結局大阪に帰るんだけど。
 1回出ると出ないとで、その居場所の大切さとか自分にとっての位置とか、そういう認識はやっぱ全然違うと思うし。
 だからヘイスケはもう迷わないなじゃないかな。
 いや、迷うんだろうけど。若いし。


 
 そして、コウスケが親父さんに怒られたのも、そういう事なんじゃないかな。
 コウスケ的に甘ったれてたつもりはなかったんだろうけど、だからこそ親父さんは怒ったんだろうな。
 うんうん、親父ってのは言葉にしない(できない)けど、大事な事は分かってるもんさねぇ。(誰だよ)





 それにしても、アリさんカッコ良かったな。
 やっぱ年下と付き合うからには、アレくらいの度量が必要なのか。。。。ブツブツ

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2012年09月26日

三匹のおっさん

 なんという事でしょう!!(ビフォーアフター風)

 最後に更新してから、3か月も経っちゃってるじゃないですか!

 皆さんお忙しいようで。

 ココが朽ち果ててしまわないように、何とか更新したいと思います。
 細々とでも、ね。
 ええ。





 で。
 さすが有川さん、な面白さでした。
 愉快、痛快、軽快、爽快!!
 ニヤニヤが止まらない!


 還暦を迎えたけど 『おじいさん』 ではなく、まだまだ 『おっさん』 じゃい!
 な3人の、地域密着型世直しエンターテイメントってトコでしょうか。



 このおっさん3人が、まぁ強い強い。

 武道派2人、頭脳派1人。
 武道派2人はめちゃめちゃ強い!

 カッコイイ!!
 ところが一番アブナイのは、頭脳派の1人だったりするわけで。
 市販のスタンガン、モデルガン(?)改造しまくり?みたいな?

 捕まるよ(笑)
 『エレクトリカルパレード』 には笑いましたよ。


 
 

 おっさん3人だけでは潤いがないのですが、そこは上手いこと孫も絡んできて、これがまた微笑ましい。

 チャラチャラした今時の若者っぽいユウキ(漢字忘れた)は、ちゃんと大事な事は分かってる素直なエエ子やんか〜。
 やっぱり尊敬できる大人と交流できる状況っていうのが、大事なんだろうな。
 自分の親はあんまりみたいだから、じいちゃんが居て良かったよね。



 個人的には、芳江さんがカッコイイと思うのですが。

 鋭いし、物言いが上品なのにバッサリっていう。
 ステキざーます。



 現実はそんなに上手くいかないぜ、って話かもしれないけど。

 それでこそ有川氏的エンタメの真骨頂だと思うし。
 泣けて笑えてハッピーで元気が出る、素敵な1冊でした。
 続編もあるみたいだし、まだまだ楽し〜ぃ。
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2012年06月21日

ぼくは落ち着きがない

 akkです。

 なんか長嶋さんぽくなかった。
 と感じました。

 いや、特に何も起こらないのは長嶋さんぽいのかな。
 


 マイナーな図書部、部室は図書室の一角にべニアで仕切られただけの空間。
 でもコンロあり、マイコップで飲食可。
 うわ〜〜〜イイなぁ〜、という感じであります。
 そこに住みたいよ(笑)


 ストーリーはまぁ図書部員のあれやこれやで、ホントに何気ない彼らの日常なので、もぅココで書いても仕方ないんでアレですけど。
 なんというか、微笑ましい。

 と思うのは、オトナになってしまったからなんでしょうか。
 等の本人たちは、きっと一生懸命なんだよね。


 部員同士のいざこざ、文化祭、似たような別の部とのいがみ合い(でも楽しそう)、友達の突然の引きこもり、足りないコトバ。
 どれもがキラキラしているではありませんか。



 多分この空気を味わいたくて、また読んでしまいそうな物語でした。



 ところで金子センセの書いた 『僕は落ち着きがない』 を、読みたいっす。
 あと写写丸って?(笑)

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2012年06月15日

逃げろ

 akkです。


 さすがアスキーメディアワークス、読みやすかった。


 地球に巨大隕石が落ちてくる。

 テレビでは 『逃げてください』 と呼びかけられている。

 けど主人公はとりあえず出勤してみる。

 こういうとこ、日本人ぽいな(笑) 
 多分私も、とりあえず出勤しちゃいそう。



 巨大隕石が落ちてくるなら、どこに逃げたも無駄だと思うんだけど。

 どこに逃げようっていうのか、逃げてどうなるのか。


 物語は 『逃げてください』 って呼びかけられてから隕石がまだ落ちてこない、その間の物語なので、上の疑問は解決されないんですがね。

 だからって 『なーんだ』 って感じじゃなかったっす。



 個人的には、各キャラクターの語り口調が好きでした。

 少女のぶっきらぼうさとか、老人の 「〜ですな」 とか。








 


 以下、ネタバレあり!!!






 







 結局あれなんだね、主人公が逃げてたのは隕石からじゃなくて、色んな現実から逃げてたって事なんだね。 

 血の繋がってない妹との恋心とか、その自殺とか。


 しかしまぁ入谷率いる 『人間』 軍団はすごかったな。

 真の人間性への回帰が暴力的で本能的なものへって、それは人間性じゃなくて獣性だろ。

 この前読んだ 『RANK』 といい、終末にはヒトはそっちへ向かうのか。

 ま、そうじゃないとエンタメになりにくいもんね。


 そんな中、サクラとの交流は良かったですな。

 つかのまの平和でしたな。

 主人公のトラウマも昇華されたみたいだし(笑)


 ラストが主人公が 『隕石から逃げよう』 ってトコで終わるって、あんな局面でも主人公は希望を取り戻したぞって感じで、イイんではないでしょうか。逃げろ。
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2012年06月11日

RANK

 akkです。

 なんとまぁ、2か月も更新が滞っているではありませんか!
 皆さん生きてますか?


 てなわけで久々のアップ、張り切ってどうぞ〜



  近未来の日本、国民は監視カメラに常に見られ、そのネットワークによって順位付けされている。
 ランク圏外に落ちた人間は、抹殺される。
 イイねぇーイイねぇー、ありがちとはいえこの設定はイイよねぇー。


 どんな風に監視されてて、どんな風にランク付けされているのか。
 ランク圏外に落ちた人間は、どうして堕ちたのか、抹殺される時どう足掻くのか。
 ランク圏内の人間の人間性はどうなのか。(絶対ヤなやついるはず)



 残念ながら、期待した程の高揚感は得られませんでした。

 1個ずつのエピソードとか見せ場とかはイイのになぁ。

 なんでだろ。 
 疲れてるのかしらん。







 以下、ネタバレあり!!!









 ランク社会で起きた特別執行官惨殺事件が、やっぱある程度この物語の格っていうか肝だと思うんだよね。

 そのミステリ部分の種明かしが弱いのかなぁ。
 一人捕まっても、結局違う実行犯が居たみたいだけど、そんなすご技の殺し屋が何人もいるのかい?
 彼らはどうやって逃げていたんだい?
 全てが槌谷の手引きだったのかい?
 にしてはその辺は書かれてないわけで。


 佐伯のイカレっぷりもまぁ悪くないけど、なんか足りない。


 結局彼がキーパーソンになって、ラスト春日と組んで槌谷をやっつけるなら、もっと徹底的にクレイジーかもうちょい感情移入できるようなちょっとイイ奴かであってほしいっていうか。


 佐伯が感じてた 『眼』 ってのは、結局中位層の人間達の視線だったってこと?

 でも実際見られてるわけじゃないんだから、それって強迫神経症程度っていうか…それともあの層の無関心ぶりが許せなかったって解釈かい?



 抹殺された人間の行く末(=リサイクル)にも、あまり衝撃を受けられなかったなぁ。

 私の感情がマヒしてんでしょうか。




 なんか、なーんかオシイ感じの1冊でした。しょぼん

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2012年04月07日

殺す

殺す (幻冬舎文庫) [文庫] / 西澤 保彦 (著); 幻冬舎 (刊)

殺す (幻冬舎文庫) [文庫] / 西澤 保彦 (著); 幻冬舎 (刊)






 akkです。

 んまぁ〜、なんて物騒なタイトル。

 そして目を引くジャケ。

 と思ったら鈴木成一デザイン室。
 くそぅ、またやられた。。。。。


 なんかやたら会話文が多い本でした。
 それが西澤氏のスタイルなのかい?
 初読みなので分かりませんが。
 キャラをつかみきる前に会話でだーーっと進んでしまうので、イマイチ人物が把握しにくく。

 そして人の名前が読みにくい。
 ルビも毎回振ってあるわけじゃないからねぇ、もう字面だけで読み進めましたよ。
 この読みにくい人名ってのは、西澤氏の特徴らしいですな。
 と解説に書いてあった。
 
 うーん、イイけど一人か二人にしてほしいヨ。。。




 以下、ネタバレあり!!!














 うーーーーーーん、どうなの?!
 
 引きはめちゃめちゃ強いんだよな。
 冒頭、光門が殺された女子高生に対して 『この方が幸せかもしれない、もう一生懸命生きなくていいから』 という意味合いの事をつぶやく辺りからして、気になるじゃないですか。
 ほんでその光門がどんどんオカシくなっていくのと並行して、女子高生はどんどん殺されていくわけですし。
 去川の娘の旦那は何やらオカシな事になってるし。
 
 犯人は誰なの?!
 女子高生連続殺人事件と光門はどう絡んでくるの?!
 と、散々引っ張っておいて…オチがちょっとなぁ…まぁあくまで個人的意見ですが。
 

 結局光門と女子高生殺害事件は絡まんのかい、とか。
 女子高生連続殺害事件の犯人が分かるくだりも、あれれ、そうなのー?ってなんか緊張感ないっていうか。

 明子殺されたのも唐突だったし。
 光門があっち側に行っちゃった理由(結局、病んだ現代人にありがちな自分勝手な理論でした、みたいな)も、なんだかなーだし。
 光門取り逃がしすぎだし。
 結局最後、光門死ぬのかい、だし。

 それならどっちかの事件にフィーチャーして、そこに至る経緯とか犯人心の動きを掘り下げてほしかった。
 会話でさらっと 『推測』 って形で語られちゃってるから、なんかうーん、なんだよな。

 ま、好みの問題かもしれませんが。
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