2013年08月31日

真夏の方程式




kato(s)です。


久しぶりの東野圭吾作品です。

「白夜行」「幻夜」を読んで東野圭吾作品に衝撃を受けファンになったけど、

その後、全然読む機会がなく、なんとか読んだのが「探偵ガリレオ」です。


そんな、にわかファンなので、この「真夏の方程式」も実はガリレオシリーズと

気づかずに買ってしまったのです… 情けないです。


一作目の「探偵ガリレオ」もさらっと読めたが、最後まで真相が明らかにならず、

後半はグイグイと作品に引き込まれてゆき、とても魅力のある作品です。


この「真夏の方程式」も、一見単純な事件のようだけど、少しずつ家族の秘密が

明らかになってゆき、いかにしてこの事件がおこったか…思わぬ方向へと展開して

いきます。

激しい展開はないのですが、最後は何か不思議な余韻を残す作品のような感じが

しました。 これを期にほかのガリレオシリーズも読みたくなったのでした!


この作品、実は2013年6月29日に映画化がされており、2013年8月31日時点でまだ

公開中となっております。ご興味のある方は是非、劇場へどうぞ。


ちなみに、作品の舞台、「玻璃ヶ浦」は架空の地名で、

劇場版のロケ地は、玻璃ヶ浦の海周辺のロケは西伊豆を中心に伊豆の海で行われたそうです。

また、玻璃ヶ浦の駅は愛媛県松山市で撮影が行われているようです。


足を運んでみたくなりますね〜

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2013年08月30日

爪と目




kato(s)です。


第149回芥川賞を受賞した、藤野可織さんの「爪と目」です。

この作品を読みたいと思った時には、まだ単行本化されてなく、

作品が掲載されていた「新潮 4月号」を探したけど、バックナンバーは

どこも売り切れ状態だったのですが、結局、意地になって、オークションで

新潮 4月号を手に入れたのですが…

落札したと同時に単行本も発売され、結局単行本も購入したという

なんだかなって感じで思い入れのある作品となりました。


内容の事前知識はほとんどなく読みましたが、純文学、ホラー(サイコホラー)

と言われているようで、内容は「わたし」と「あなた」の二人称で書かれている

なんともえない独特の世界観、雰囲気を持った作品のような感じです。


「あなた」は眼科で父と出会う。「わたし」の爪と「あなた」の目も必ず出会う。

娘と継母の嫌悪と快感を斬新な語りで描かれ、張りつめた緊張感があり、

淡々と時間が過ぎていくような感覚です。

自殺した妻の娘とその後再婚した妻が二人称で描かれています。

      
これってどういう意味があるのだろう?と考えさせられる内容もところどころありますが、

全体的に読みやすい内容で、120ページ程度なのでさらっと読める内容になっています。


始終、淡々と話が進みラストがどうなるかを想像しながら読んでましたが、最後は、

背筋がゾクっとなる感覚になりました。


なんとも不思議な感じのする本でした。
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2013年08月29日

酒と泪と少年少女


kato(s)です。


この本ですが、もう忘れてしまいましたが何かの記事かメルマガかで、

紹介されてたと思うのですが、タイトルに凄く惹かれました!!

確か内容は深く紹介されていなったのですが、

お酒好きな私には、このタイトルだけで十分なインパクトを与えてくれました。


「酒と泪と少年少女」


まさに、”河島英五” を彷彿とさせる、硬派なお酒のストーリーをイメージ

してしまうじゃありませんか??


そして早速、この本を買おうと決意して本の評価を調べていると、

その事実は発覚したのです…


「少年少女」


そう、「少年少女」とは、お笑い芸人(しかも女性2人組)のことだったのです。

それだけではなく、想像していた硬派なストーリーとはほど遠く、

酒好きの女芸人2人の、それぞれのお酒に関わる(ほぼ)失敗段が、

軽~く、軽~いノリで、つづられている本だったのです。


なんとも思っていた本とは全然違っていたのですが、

お酒が好きで過去にお酒で失敗したことがある人、

過去にお酒で失敗している人を良く見ていた人、

もしくは非日常的なお酒にまつわる失敗談を聞きたい人には、

興味深い一冊になるのではないでしょうか?


二人のそれぞれのエピソードが交互に展開され、

合計24個ものありえない失敗談が繰り広げられています…


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2013年08月28日

時をかける少女


kato(s)です。

この本は、ずっと読みたかった本ですが、

この度、やっとのことで読むことができました。

同じような方は多いと思うのですが、きっかけは、テレビで放送していた劇場用

アニメーションでした。

とても軽快なストーリーで、当時(2006年)としては画の綺麗さにも感動したし、

楽しくも切ない内容の話で映画の世界にのめり込んだ記憶があります。


その後ですが、このアニメの原作が、あの筒井康隆さんが書いた小説である

ということを知り、いつかは読んでやろうと企んでいたのです!


小説を手にして驚いたのが、


まずは、薄いということ(238ページ、さらに3作品が入ってる短編集であったこと)

実際に「時をかける少女」は、110ページ程度とサクさくっと読めてしまいます。

で、その分ストーリーがシンプルであること。アニメ版はかなり、話が膨らんでたり

演出されていたりしてます。

そしてやはり、古いこと(初版昭和51年)

登場人物の名前や、表現が古臭く感じます(先にアニメ版を見ていたからか…)

※アニメ版の登場人物の名前は原作と違ってたり、時代も違ってます。


やはり、魅せ方といった面では、アニメ版がとても良かったですが、

少ないページで凝縮された「時をかける少女」の世界や、

筒井康隆さんの小説での表現を感じ取ることができ、

とても楽しめましたぴかぴか(新しい)
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posted by kato(s) at 00:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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