2013年05月10日

バイバイ、ブラックバード





バイバイ、ブラックバード (双葉文庫) [文庫] / 伊坂 幸太郎 (著); 双葉社 (刊) 

バイバイ、ブラックバード (双葉文庫) [文庫] / 伊坂 幸太郎 (著); 双葉社 (刊)


 akkです。
 なんとまぁ、半年近く滞ってるじゃないですか。
 こうなりゃむしろ、このペースで?!
 ・・・いやいや。
 読んではいるんですけどねぇ。


 さて、久々の伊坂さん。
 痛快、軽快、むふふ、ニヤリでした。

 とりあえず太宰治の 『グッド・バイ』 も読まなくては。







 以下、ネタバレあり!!











 五股男の星野ちゃんと怪物みたいな繭美が、何故か愛おしい。
 

 五股もかけてるなんて、普通に考えたら星野ちゃんは最低男なんですが。
 なぜか全く憎めない。
 別れを告げられた女性達が、あまりにも狼狽しないせいかしらん。
 

 

 そして繭美。
 人を傷つける無作法で下品な発言ばっかしてる大女って、どう考えても不愉快な奴なのに、なーんか良いのですよ。
 ぶっきらぼうな喋り方とか、だんだん好きになる。
 しかし読み終わった後、ちょっと言葉遣いが汚くなってアブなかった。
 繭美、影響力強し。







 しかしあのラスト、なに???!!!
 『ココで話が終わった』 って認識した瞬間、息を飲んでしまいました。
 そりゃあ全ての答えが提示されない良さってのも、あると思うし嫌いじゃないんですけどね。
 もっと繭美ちゃんと星野君の絡みを読んでいたくて、しかもこれからその関係性(あるいは繭美の人間性)に変化が訪れそうな所で唐突に終わっちゃったから、ちょっと置いてかれた感があったかも。
 そうだ、文庫版は最後に伊坂さんのロングインタビューが載ってるせいで、まだまだページがあったんだ。
 だからまだ続くと思ってたら唐突に終わっちゃって、息を飲んだんだった。

 むむ、あれも伊坂さんと出版社の狙い?
 だとしたら見事にやられたー。


 いずれにせよ、設定は酷い話のはずなんだけど、なんだかほっこりしてしまうようなお話でした。





 この話もいずれ映像化されるのかもしれませんが、その場合は繭美のキャスティングを原作に忠実に、細身の美人は不可でお願いしたいものです。
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posted by akk at 17:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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